 |
評価手順
本評価で使用したプレートの材質と白金ナノセラミックス添加量は以下のとおりです。
抗菌試験
1. 試験菌; DH5a 大腸菌 (タカラバイオ株式会社)を使用しました。
2. 試験菌液; 17,600cfuを滅菌生理食塩水1mlに溶解し、試験菌液(350cfu/0.02ml)を調整し、試験用菌水としました。
3. 下図のように実験台の上に中央付近にブランクとして培地を配置して、評価のサンプルを並べました。
4. 実験台上に並べた評価サンプルに、あらかじめ準備した菌水をサンプルに均等に塗布した後に、ステンレス容器で蓋をした状態で3時間放置しました。
5. 放置後、評価サンプル表面を大腸菌用のスタンプ培地でスタンプし、これを培養器にて、30℃85%環境で4日間培養しました。
6. 培養後の各寒天培地を生理食塩水で回収し、24時間培養後の生菌数を数えました。
7. 測定結果の生菌数より、除菌率を算出しました。
除菌率(%) = (control – 測定値) / control x 100
|
|
| A |
PＴ－３０ |
化粧品・鮮度保持に最適 |
| B |
PTX－３０Ｋ２ |
抗菌に対する溶剤 |
| C |
PTX－３０Ｋ |
抗菌に対する溶剤 |
| D |
プラチナフレッシュ |
ＰＴＸ－３０Ｋにアルコル含有 |
1. ＰＴ－３０とＰＴＸ－３０の違いがはっきりしました。
ＰＴ－３０は抗酸化作用には優れていますが、抗菌にお対ししては、効果が少ないです。
2. 施工後２４時間以上経過してから検査しています。施工直後でも効果は有りますが、今後検査
される場合は、２４時間経過後にはお願い致します。
3. 塗布した状態で検査するのと、塗布した後に保護剤を除去した場合の差は確実に出ています。
しかし、繊維生地に含浸させた後の保護剤の被膜よりは少ないと考えられます。
また、この試験では完全に水洗いをお行っていますが、水洗いなしでも、抗菌効果は表れ
ますので簡単な、から拭きか水分を含んだタオルなどで充分と思います。
4. プラチナフレッシュはＰＴＸ－３０Ｋに、アルコール（エタノール）を混入しています。
この商品は院内感染対策用に 開発した商品ですが、抗菌効果はなぜか１番高いです。
考えられる事は有りますが、今後の参考資料になります。
5 結論は、病院の院内感染対策にスプレーするだけで、この対策に貢献できる商品です。
また、プラチナフレッシュも院内感染対策に動力のスプレーが使用できない場所や、思い付きで
簡単に施工する事が出来ますので、人の出入りの多いドーアーの取っ手などに是非お勧めいたします。
即時のアルコールでの抗菌と持続性の高い白金ナノ粒子の効果で病院・老人ホーム・外食産業などには
今後販路の拡大が見込めます。
|
|
|
|
